先輩インタビュー／営業部

STAFF INTERVIEW
先輩インタビュー

「得意」を活かして、
自分らしく働ける場所に出会えた。

営業部　K・Yさん

保育から営業職へ。「人と向き合う」気持ちはどんな仕事でも活きる

保育から営業職へ。
「人と向き合う」気持ちはどんな仕事でも活きる

私はもともと学童保育の指導員、いわゆる保育士のような仕事をしていました。子どもたちと一緒に外遊びをすることが多く、これを10年後も続ける体力が自分にあるだろうか…と感じたのが転職のきっかけです。

人と話すのが好きで営業職を考えていましたが、毎日たくさんの新しいお客様を訪問するよりは、一人ひとりとじっくり信頼関係を築ける仕事が自分には合っていると思っていました。そんな時、デスクワークを中心に一社ずつのお客様とじっくり向き合う東海電工の営業スタイルに惹かれて、「ここで働きたい！」と思い、入社しました。まったく未経験の業界でしたが、研修制度があり、異業種からの挑戦も歓迎していると知って安心したのを覚えています。

入社後はまず、プラスチックを加工する現場研修からスタートしました。自社の製品がどのように作られているのかを現場で知ることができ、自分も手を動かしながら先輩に教わることで、製品や技術を肌で感じられたのは大きな経験でした。その上で営業に出られたので、お客様からの質問にも自分の言葉で答えられる安心感があり、とてもありがたかったです。

当社のお客様は、産業機械メーカーや医療機器メーカーなどさまざまです。「こんな部品を作りたいんだけど、どうにかならないかな？」といった相談を受けることも多く、材料や加工方法を一緒に考えながらお客様と一緒にものづくりを形にしていく仕事は、自分自身の知識や提案の幅も広がり、やりがいを感じます。

「もっといいやり方」を探すのが自分の役目

今は営業部に所属しながら、DX推進を担当しています。もともとパソコンが得意だったことを上司に評価され、ペーパーレス化やデータの一元管理など、社内のデジタル化を任されました。最初は、社内で混在していた紙やExcel、Wordのデータを整理して、同じフォーマットやソフトで扱えるようにするところから始めました。

展示会に足を運んだり友人に話を聞いたり、基本的にやり方を固定せず、自分で考えて提案し、社長とも相談しつつ柔軟に進めています。私自身、「もっといい方法がないかな？」と考えるのが好きなので、DXの仕事は合っていると感じます。

現場から「これ便利になったよ」と声をかけてもらえると、自分の取り組みが会社全体の効率化につながっていると実感できます。品質や納期もより安定し、その効果がお客様にも届いていると思うと嬉しいです。今後はまず、社内の無駄をしっかり減らしきることが目標。その先は、自社ソフトの開発などにも挑戦してみたいと思っています。デジタル技術が進化し続ける今、やり方を柔軟に見直しながら進めていけるのが、この仕事のおもしろさです。