プラスチックの切削加工でよく使われる材料の略称

こんにちは。
プラスチック真空・圧空成形、曲げ、切削加工の東海電工です。

第2回目は、プラスチックの切削加工でよく使われる材料の略称についてお伝えしたいと思います。

プラスチック切削加工部品は、絶縁が必要な箇所、耐薬が必要な箇所、潤滑性が必要な箇所、最終製品に直接触れる箇所など産業機械のかなめとなる場所で多数ご使用いただいております。

略称 名称(和名)
HDPE high density polyethylene(高密度ポリエチレン)
PA polyamide(ポリアミド)
PBT polubutylene terephthalate(ポリブチレンテレフタレート)
PEEK polyetheretherketone(ポリエーテルエーテルケトン)
PF phenol-formaldehyde resin(フェノール樹脂)
POM polyoxymethylene(ポリオキシメチレン(ポリアセタール))
PTFE polytetrafluoroethylene(ポリ四フッ化エチレン(テフロン))
UHMW-PE ultra haigh molecular weight-Polyethylene(超高分子量ポリエチレン)

以上、プラスチックの切削加工でよく使用される材料の略称でした。
1回目でお伝えしたPE(ポリエチレン)について、今回もHDPEとUHMW-PEで2回登場していることにお気づきになられましたでしょうか。
一般的なポリエチレンにはもう1種類あります。

LDPE 低分子量ポリエチレン
HDPE 高分子量ポリエチレン
UHMW-PE 超高分子量ポリエチレン

切削加工に使用されるのはHDPEとUHMW-PEです。
LDPEはビニール袋と呼ばれる袋などに使用されているものとなります。

お読みいただき、ありがとうございました。